
「2026年度久万美メッセ 流動」
町立久万美術館は、開館以来「新たな価値の創造」を軸に、社会や地域の変化、来館者との関係に応じて、展覧会のあり方を柔軟に更新してきました。美術館は固定された価値を提示する場ではなく、時代のなかで物事の意味や価値を問い直し、新たな関係性を生み出す場であるという姿勢は、近年ますます重要性を増しています。 今回テーマとする「流動」とは、価値や表現が固定されたものとして存在するのではなく、人や社会、環境との関係のなかで変化し続ける状態を指します。こうした視点のもと、当館では近年、「福祉」「時間性」「自然との関係性」といったテーマを、アートの視点から捉え直す試みを重ねてきました。 本展では、愛媛大学教育学部で絵画を指導する屋宜久美子を迎え、制作と教育の双方の実践を通して、アートが社会との関係のなかで「流動」していくあり方を探ります。美術教育の場の減少や生涯学習の重要性が指摘される現在、アートが社会のなかで果たしうる役割を改めて考える機会とします。 [関連イベント] 1. アーティストトーク 日時: 2026年5月30日15:00〜16:00 登壇者: 屋宜久美子+参加メンバー 2. ワークショップ(1)「植物の形を写し取ろう!」 日時: 2026年8月8日10:00〜11:30 登壇者: 屋宜久美子+参加メンバー、矢野真志(面河山岳博物館学芸員)(要事前申込み) 3. ワークショップ(2)「作品と同じ技法でつくってみよう!」v 日時: 2026年8月8日13:00〜14:30 登壇者: 屋宜久美子+参加メンバー(要事前申込み) 4. 学芸員トーク 日時: 2026年6月13日、7月18日、8月15日14:30〜15:00 登壇者: 本田李璃子(町立久万美術館学芸員) 5. お盆休み特別無料開放デー 日時: 2026年8月15日9:30〜17:00 ※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。